アラフォーワーキングマザー日記

30代半ばまでひたすら働きまくり、アラフォー高齢出産で母になりました。仕事もプライベートも欲張る方法を模索しています。

我が家の保活戦記。

保活がスーパーハードだったこと。



私が職場復帰したのは、子どもが2歳目前の4月でした。


一応1歳児クラスなものの、産前の有給消化も相まって2年近くに及んだのでした。


原因は以下3つ。
1.激戦区
2.コロナ禍
3.夫の物言い



1.激戦区


昨今、女性活躍推進などで待機児童はだいぶ解消されたと言われています。


中には待機児童ゼロ宣言をしている市区町村もあります。


でもね。


待機児童の定義を調べて驚いたものです。


国の定義だと
待機児童とは「入園の要件を満たしているが、入園していない子ども」です。


ただし、子どもが入園できていなくても待機児童に含めなくてもいい「除外ケース」も定められています。
(1)通える施設があるのに特定の施設を希望した
(2)自治体補助する認可外施設などに入った 
(3)求職活動をやめた


この中で微妙だなと思うのが、
(1)で「通える範囲」の例示が「20~30分未満」という点です。


経験して分かりましたが、共働き世帯の朝はカオスです。


特に夫の家事育児参画が微妙な場合。
(我が家もこのケース。)


乳幼児は基本、自由人です。


気が向かない時は起きない、食べない、着替えないなんて日常茶飯事でヤバイ時は怒り狂って大暴れします。


外に出るまでにヘトヘト、そこから20〜30分だったら2km位登園する訳です。


特に雨の日雪の日は想像もしたくありません。


そしてこれがまた駅方向だったらマシなものの、駅と逆方向に20〜30分だった日にはもう……。


我が家の周辺には認可保育園がゴロゴロしていますが、駅方面含め10箇所以上書いたのに全滅しました。


これ、0歳1歳クラスの時です。


しかも1歳クラスの時は役所にそれぞれの園の待機順を聞いたところ、ほぼ最後尾。


どう考えても入れない。


両親フルタイム+勤続年数長い+育休明け、という保育点数としてはフルコンボなのにこの結果……。


隠れ待機児童の現実を噛みしめたものでした。




2.コロナ禍


そうなると認証保育園や認可外保育所を選択肢に入れることになります。


計30箇所以上、見学の申込みをしました。
(保活マスターだ、これ)


でもコロナ禍で見学お断り、見学しないと申込みが出来ない…ばかりで0歳クラスの頃は詰みました。


1歳クラスの時は背水の陣な気持ちだったので
交渉して入口から中を覗かせて貰ったり、申込をすべく粘りました。
(子連れなので生活リズムもあり難儀。)


それでも入れたのは4月から、という…。



3.夫の物言い


復帰した今でこそ言わなくなりましたが、
ザ昭和人間の夫は3歳神話を強調して(しかも理由を聞いても根拠がなかった)復帰を阻みました。


子どもが可哀想だとか、そんなに稼ぎたいのか金の亡者だとか。


モラハラじゃないか?と言ったら、私の方が虐待だとか。


今思い返しても腹が立ちます。


その癖、俺が養ってるとか言ってましたね、そういえば。


私も言われっぱなしには我慢ならないので、育休手当が出ているから養われていない!と言い返していました。


あ、共働きのキラーワードは
「私は仕事も家事育児も全部できるの!だから敢えて家事育児を担っているだけだから」
です。


子どもの喧嘩状態だけど、相手は一瞬黙ります。


黙ったら負け、の夫はその後も「家事育児が完璧でない癖に」とか言っていましたが、明らかに勢いがなくなっていました。
(家事育児が完璧?じゃあアナタの仕事は完璧なんでしょうね??カンカーン勝負あり)



さて、そのように犬も食わぬような喧嘩を何度も繰り返した訳です。


激戦区は4月以外の入園は絶望的、それに拘らず保活は続けたものの結局は夫寄りの結果と相成ったのでした。



でも。共働きで3歳ってどういうことさ。


確かに今の勤務先は3歳まで育休を取れますが、国の手当が出るのは2歳まで、残り1年を無給で過ごすということでしょうか。


我が家は世間で言うパワーカップルで、夫もそれなりの給与を貰っていますが、働けるのに一馬力(しかも望んでない)って……貯蓄もままならないし、意味不明過ぎる。



因みに職場復帰して私の給与が入るようになると夫は小遣いが増え、メリットを感じられたようで以前ほどは煩く言わなくなりました。
(時短せよ!というのはあるけれど。子どもの為、というのはあるけれど自分が家事をしたくないからでは。)



それでもストレスだけの育休ではありませんでした。


今まで働き蜂だった生活から、子どもと過ごす生活は新鮮でした。


本当に可愛くて日々の成長を張り付いて見られるのは幸せ以外の何物でもない。


育児自体は苦痛0%、幸福100%でした。
(夜泣きもないし離乳食もガツガツ食べるし手が掛からない子でもありましたが。)



それにしても今思い返すと大変だった保活。


これがダメ元で出した2歳クラスでは人気園にすんなり通ったから不思議。


新規枠は1歳の頃と変わらないのに…。


認証保育園に預けた加点が理由のようですが、大した点数でもなく、拍子抜けというか。


今の園にお世話になり、先生や友だちとも楽しそうなところで転園するのは心苦しいけれど、認証は3歳クラス以降殆どが転園するので腹は括りました。



そうして保活は終了した訳です。


はー長かった。